2008年2月21日木曜日

Flocke:よくある質問から

Q. Flockeを世話しているのはだあれ?

Petra Fritzさん, Stefanie Krügerさん,
Harald Hagerさんと Horst Maußnerさんの4人です。
特定の人だけになついたり、
人に慣れすぎたりしないように4人の飼育員が世話をしています。
まだ小さく愛くるしいけれどもFlockeは危険な猛獣、北極熊なのです。


Q. 北極熊にも乳歯ってあるの ?

北極熊は生後1か月で乳歯が生え始めることがあります。
獣医師Neurohr氏によると、個体ごとにかなり違うそうです。
Flockeは2か月足らずで最初の歯が生えました。
今後約4カ月で生えそろい、その後大人の歯42本に生え変わります。

Q. Flockeのお部屋が真っ黒なのはなぜ? 気が滅入ったりしないの?

自然の熊の洞穴は通常暗いのです。
移動の際なども周りが暗いほうが熊は落ち着いています。


さらに詳しく知りたい方はこちら

2月18日は”カメレ~!”

2月18日は ”カメレ~!” 詳しくはリンク先で

2008年2月13日水曜日

Flocke, das Eisbär-Baby im Nürnberger Tiergarten

ホッキョクグマの赤ちゃんが2007年12月11日、Tiergarten Nürnberg に生まれました。

名前はFlocke 

1月上旬に1700グラムだった彼女は順調に成長し、
2月18日現在 7,6kg! 最初の歯が生えてきました。



お腹がすくとおっきな声で鳴き、食べた後は元気になります。


一日20時間眠ってます。
Flockeの愛くるしさを動画でどうぞ



Flockeについてさらに知りたい方はTiergarten Nürnberg

2008年2月12日火曜日

ドイツ語発音聞き取りトレーニングブック第2版





本情報
著者:新倉真矢子, Angela Lipsky 
出版社:三修社
発行年:2008年3月
サイズ:A5
ページ数:143ページ
ISBN:978-4-384-03860-6





目次
第1部 発音編
 音について知ろう/母音/子音/子音と音節 ほか
第2部 聞き取り編
 出会い/電話で/ラジオを聴く/街で ほか
別冊解答には収録文のトランスクリプション・訳付き。

付録: CD2枚
収録時間:45分26秒+73分11秒
吹き込み:Angela Lipsky 他

内容紹介
その名の通り発音と聞き取りの両方に重点を置いた書籍です。
正しく発音できていれば聞き取りもたやすくなりますし、
聞き取りができるようになれば口の動かし方もなめらかになります。
挨拶、軽い会話、電話のやり取り、ラジオ、観光、インタビューなど設定を変えて、
様々な場面でのドイツ語を聞き取る力を養うための練習をします。

はじめてドイツ語を学ぶ初心者にも
きちんとしたスキルを身につけたい初級から中級の人にも
お薦めの一冊です。

著者紹介
Angela Lipsky: 獨協大学外国語学部ドイツ語学科准教授
リヨン大学、言語学博士

興味のある方は全国書店で、またはオンラインショップでも扱っています。

2008年2月9日土曜日

春季ドイツ語・春ドイツ体験コース事前研修始まる

 ドイツ語学科が国際交流センターと企画・立案した「春季ドイツ語・ドイツ体験コース」の事前研修が始まりました。
 このプログラムは、ドイツ語学科の学生で1年生(2学期)の授業を履修し終えた学生諸君を対象とした短期ドイツ語研修プログラムで、一年間ドイツ語を勉強した成果をドイツのいろいろな町にある「ゲーテ・インスティトゥート」(ドイツ語ドイツ文化広報教育公的機関)でドイツ語を勉強しながらドイツ語とドイツの生活を直接に体験する、というコンセプトで1年生修了時にだけ参加できるプログラムです。2004年から毎年20名までの1年生を対象に行われてきましたが、今年は18名の参加者が3月2日から30日までのコースを目前に控え、合計4回にわたる事前研修を始めました。


 今年の研修地は、デュッセルドルフ、ミュンヒェン、シュベービシュ・ハルの3都市です。それぞれ6人ずつのチームになって成田から出かけますが、同行教員はいません。出発から、現地での授業、生活、そして帰国まで6人が力を合わせて切り抜けてくる中で、ドイツ語力だけでなく、日常のさまざまな問題を解決しながら、ほぼ1カ月をドイツで生活してくるものです。今年はどんなドイツ語とドイツとの出会いがあるのか、帰国後の体験報告が楽しみです。
 (ゲーテ・インスティトゥートホームページ)
  デュッセルドルフ:http://www.goethe.de/ins/de/ort/due/deindex.htm
  ミュンヒェン:http://www.goethe.de/ins/de/ort/mue/deindex.htm
  シュベービシュ・ハル:http://www.goethe.de/ins/de/ort/swh/deindex.htm
どのサイトもそれぞれの画面右上のマークをクリックすればインフォメーションを日本語で見ることができます。お試しください。

国際交流速報

スイス、バーゼル大学との交流協定締結

 この度獨協大学はスイス、バーゼル大学と交流協定を結びます。これによりドイツ語圏の協定大学は、デュースブルク-エッセン大学、ミュンスター大学、マールブルク大学、ウィーン大学、ブレーメン専門単科大学、についで6大学目となり、交換留学制度によるドイツ語圏への留学可能性がさらに拡がりました。
バーゼル大学は1460年創立で、540年を超える歴史を持つ伝統ある大学です。バーゼル大学についてのインフォメーションは http://www.unibas.ch/ で見ることができます。

2008年2月8日金曜日

ドイツサッカーの愉しみ(2)

ブンデスリーガの視聴方法

年明けに、日本のサッカーファンにとってビッグニュースが飛び込んできました。浦和レッズ小野伸二選手のドイツ・ブンデスリーガの古豪チーム、VfL Bochum(ファウ・エフ・エル・ボーフム)への移籍です。
長年ドイツで活躍した高原選手のJリーグ復帰により、ドイツでプレーする日本人選手はEintracht Frankfurt(アイントラハト・フランクフルト)に残った稲本潤一選手ひとりになるものと思われました。しかし、このウィンターブレイク期間中に、上述の小野選手の他、浦和レッズの長谷部誠選手もVfL Wolfsburg(ファウ・エフ・エル・ヴォルフスブルク)に移籍したため、結局、1部リーグに所属する選手は3人になりました。2部リーグのCarl Zeiss Jena(カール・ツァイス・イエナ)と契約した元ジュビロ磐田の菊池選手も含めると、ドイツでプロ選手として活躍する選手はあわせて4人ということになります。

<ブンデスリーガの試合風景(選手入場)
ボルシア・ドルトムント対MSVデュースブルグ 2007年8月12日>
 

 このように日本でも俄然注目を集め始めたブンデスリーガですが、残念ながら現在はテレビで日本人選手の活躍ぶりを楽しむことはできません(CS放送が急遽計画中という噂もありますが)。もちろん、リアルタイム画像でもなく、画質もよくありませんが、どうしても試合のハイライトシーンを映像で見たいという方は、噂のyoutubeを利用すると良いでしょう。
一方、ラジオ生中継の聴取は、近年の高速インターネット回線の普及により昔にくらべてずっと簡単になっています。なかでもおすすめは土曜日と日曜日に試合中継を実施しているWDR2のネットラジオです(http://www.wdr2.de/)。もちろん、夏場に7時間、冬場に8時間の時差を覚悟する必要はありますが、ブンデスリーガの生中継番組はファンには貴重な情報源となっています(6試合中継される土曜日の場合、夏場は日本時間午後10時30分、冬場は午後11時30分スタートです)。一度聴いてみるとわかりますが、臨場感いっぱいのラジオ中継は、とても楽しくて、病みつきになってしまうかもしれません。サッカーにあまり興味のない人も、ドイツ語のヒアリング練習気分で一度おためしください。


<試合終了後のスタジアム前、筆者撮影>

 
 ラジオ中継には興味がないけど、最新のブンデスリーガ情報(文字、写真)を一応入手してみたい人は、リーガの公式サイト(http://www.bundesliga.de/)と、老舗のサッカー情報紙『キッカー』が運営するサイト(http://www.kicker.de)がおすすめです。
情報収集と言う点ではこのように便利な時代になったのですが、ドイツサッカーの楽しみは実際に現地のスタジアムに足を運んで、現地のファンと一緒に生で試合観戦することでしょう。あまりに下品なため、ここではとても紹介できないサッカー場内でのファンの声援(その多くは罵声ですが....)も、じかに耳にできますよ!

 Y. F.

ドイツにおけるインターンシップ・プログラムについて

 獨協大学ドイツ語学科は、学科独自のキャリア教育の一環として、4年前から「ドイツにおけるインターンシップ・プログラム」を夏期休暇期間中に実施しています。

 2004年の初回には7名、2005年の第2回目には9名、2006年の第3回には10名、そして昨年実施された第4回プログラムには8名の学科学生が参加しました。本年夏の第5回目のプログラムにも10名前後の学生諸君が参加し、貴重な異文化体験を積む予定になっています。
 プログラムの概要ですが、参加者はまず、ドルトムントの「外国協会(Auslandsgesellschaft Deutschland e.V.*)」で10日間程度の準備講座に参加し、ドイツ人講師からビジネスドイツ語やドイツ事情などのレクチャーを受けることになります。講習会の期間中には、実習現場の雰囲気に慣れるため、ドルトムントのビール工場や、商工会議所、市役所などへの見学も組み込まれています。

 講習会終了後、参加者は、「外国協会」が斡旋仲介した研修先で4週間から6週間の実務経験を積むことになります。期間中、参加者はドイツ語による企業研修を個別におこなう訳ですが、「外国協会」スタッフとの面談も定期的に実施され、的確なアドバイスを受けることができるため安心です。

 ちなみに、昨年の研修先は、ドルトムント市のヒルトン・ホテル(2名)、ITベンチャー企業(1名)、市立博物館(1名)、書籍取次店(1名)、ドルトムント市役所環境課(1名)、養老院(1名)、「外国協会」事務局(1名)など多様なものでした。

 報告書の内容を読む限りでは、プログラムに対する参加者の評価は概ね好評という印象を受けました。過去のプログラム報告集などに関心のある学生諸君は、中央棟5階のドイツ語学科共同研究室までお問い合わせください。また、本ホームページの「ダウンロード」項目内に、2006年度の報告書が掲載されています。あわせて参考にしてください。


*)第1回目から3回目は、「外国協会」から民営化されたACS(Auslandsgesellschaft Corporate Service)が立案実行しましたが、主任担当者の異動により昨年から「外国協会」がプログラムを担当しています。http://auslandsgesellschaft-deutschland.de/home/

<写真は、本学学生の「外国協会」事務局における研修状況。2007年8月筆者撮影。>

文責:Y.F.