2010年4月29日木曜日

~ヴルストマルクト開催中~

2010年4月28日(水)~5月9日(日)
のゴールデン・ウィーク期間中、
六本木にある東京ミッドタウンの芝生広場で
世界最大級のワイン祭“ヴルストマルクト”が開催されています。

どんなお祭りなのか百聞は一見に如かず、ワインにつられて行ってまいりました。


東京ミッドタウン内から見えるお祭りの様子…
祝日とあって多くの来場者で賑わっていました。
目指すワインは茶色い看板の下です。


芝生広場の奥右手がワイン売り場、左手の売り場では
ドイツソーセージやドイツパンやザウアークラウトやジャガイモ…
ドイツの軽食がズラリ。


注文しましたのは、ワインショーレ・シルヴァーナ 白。
シルヴァーナ種のブドウで作られた白ワインを炭酸で割った飲み物です。
爽やかでとても飲みやすい。
天気の良い青空の下で飲むとまた一段と美味しいのです…。
お手頃なワインショーレから高級デザートワインであるリースリング アウスレーゼまで、23種類ものドイツワインが取り揃えられています。
会場で配布されているメニューリストと睨めっこして、じっくり選んでみましょう。

お酒が苦手な方、飲んではいけない方はドイツ的軽食をどうぞ。
写真はドイツソーセージセットと茹でジャガイモ。
特にあっさりしていて柔らかな白ソーセージはドイツならではのお味。
素朴な味のジャーマンポテトもホクホクと美味しく頂きました。
この他にもカリーヴルストやスパゲティーアイス、ザウアークラウト等、普段はなかなか味わえないドイツの軽食を楽しめます。

デーブル席やテントもありましたが、芝生の上で気持ち良さそうに寛ぎながらワインや軽食を楽しむ来場者や家族連れが目立ちました。
予約済みのテーブル席に“Stammtisch”(常客の集まる会合)の張り紙が貼ってあったのもまたドイツ的。
夜はアコーディオニストによる演奏もあるそうです。


●開催期間&時間●
2010年4月28日(水)~5月9日(日)
(平日)16:00~22:00 ※L.O. 21:30
(土・日・祝)12:00~22:00 ※L.O. 21:30

参考までに、本場ドイツのWurstmarktの公式サイトはこちら↓
http://www.duerkheimer-wurstmarkt.de/

2010年4月18日日曜日

独検2010春~願書受付始まってます~

 ドイツ語技能検定試験2010春の願書受付が4月1日から始まっています。自分のドイツ語力を客観的に測定してみたい方、ぜひチャレンジしてみてください! 獨協大学も試験会場となります!!

願書受付:2010年4月1日~5月21日(金曜日)、消印有効
      (書店・生協での払込みは5月20日(木曜日)までです)
試験日:2010年6月27日(日曜日)
受験級:2級、3級、4級、5級

 なお、受験要項は中央棟5階、エレベーターを降りて正面の、ドイツ語学科掲示板前にたくさん積んであります。

2010年4月7日水曜日

入学式にてフォルカー=シュタンツェル・ドイツ大使よりご挨拶をいただく


フォルカー=シュタンツェル・ドイツ連邦共和国大使

4月1日,満開の桜のもと,獨協大学入学式が挙行されました。今年は着任されて約半年のフォルカー=シュタンツェル・ドイツ連邦共和国大使が来学され,ご挨拶をいただきました。80年代に京都に留学なされたことのある大使は,流暢な日本語で,ドイツと日本の関係は市民レベルで学問を中心に発展してきており,こうした関係を今後も大切にしていきたいこと,また,新入生の皆さんが外国語を通して国際関係の発展に力を尽くす人材に育ってほしいことをお話になりました。さらに,来年が日独友好150周年にあたり,さまざまな催しを通して,日独関係をさらに深める機会となることも述べられました。
 
これまで,ドイツ大使館からは公使などをお迎えして,入学式でご挨拶をいただきましたが,今回のように大使がおいでになり,日本語でご挨拶なさったのは,はじめてのことです。今後も,獨協大学とドイツ大使館の連携がさらに緊密になることを願う次第です。
T.Y.
式の後、桜の木の下で。

中央はシュタンツェル大使と寺野理事長。

2010年4月6日火曜日

タッパーの夕べ?!

 W先生の興味深い(!)韓国旅行に加えて、新入生のみなさんにドイツを身近に感じて頂くために、ドイツの台所用品を紹介しようと思いつきました。
 私は2002年の夏から2005年の3月まで獨協大学の提携大学がある、マールブルクという町に滞在しました。最も古いプロテスタントの大学を持つこの町はドイツの初期ゴシック建築を代表するエリザベート教会(1235年着工)や、グリム童話を編纂したグリム兄弟がサヴィーニー教授の元で法学を学んだ町としても有名であり、岩倉使節団(1871-73年)もかつてここを訪れた記録があります。
 当時マールブルクの地元の幼稚園と小学校に通っていた娘たちのお陰で、ドイツ人の同世代のいいママ友達が沢山できました。その交流を通じて様々な経験をしましたが、その一つが「タッパーの夕べ」というものです。ドイツは幼稚園や学校の懇談会(Elternabend)は夜開かれます。子供を寝かしつけた8時頃に両親が学校に集まり、子供の近況や様々な問題について話し合われるのですが、このようにドイツは子供を寝かしつけてから様々な「お集り」があります。
 「タッパーの夕べ Tupperabend」もそうした集会の一つなのですが、このタッパーはいわゆる日本でもポピュラーな密閉容器のことです!つまり、個人の家の台所を舞台に、奥さんたちが集まって、台所用品について情報交換をしたり、実際の販売会をするのです。「タッパーの夕べ」にはちょっと「ご夫人たちの井戸端会議」という皮肉めいたニュアンスもあるらしいのですが、実際に参加してみると、これがなかなか有意義なものでした。今回は写真だけでご紹介しますが、この日本では見慣れない機械があっと驚く機能を持っているのです!この機械がどんなことができるかは、次回またご紹介します。

A. A